2012/03/16

小型ロボットの製作(ハード1)

自律ロボットの勉強のために,小型ロボットを作ります。
とりあえず,ロータリーエンコーダを使ったオドメトリ機能は欲しいですね。

市販のロータリーエンコーダは高いので,自作します。
みんな大好き(?)タミヤの工作キットを使います。
楽しい工作シリーズ ダブルギアボックスとトルクチューンモータPRO
モータはトルクチューンPROを使います(トルクがあるほうが制御しやすそうなので…)。このモータは両側にシャフトが出ているので,片側に反射板をホットボンドで取り付けます。
反射板をホットボンドで取り付け
反射板は,モータ1回転で6パルス出るようにしました。ギアボックスのギア比は,12.7:1,38.1:1,114.7:1,344.2:1のいずれかが選べますが,38.2:1に設定すれば,出力軸1回転あたり229.2パルス得られます。軸の回転方向を判別するために,2相のエンコーダにするので,実際の分解能はこの4倍の916.8パルス/回転になります。
出力軸の回転角度を0.4°単位で判別できるので,このくらいで十分でしょう。

反射板の位置を検出するフォトセンサは,SG-2BC(コーデンシ)を使いました。RSで購入できます。ロボットのベースとなる基板をMDFで作り,フォトセンサをホットボンドで取り付けました。右端についてるのは,楽しい工作シリーズのボールキャスターです。
フォトセンサを取り付けたMDF板
 ベース基板にギアボックスとタイヤ(楽しい工作シリーズ スリムタイヤセット)を取り付けて,完成!
ロボットのベース部分
これに電池と回路を乗せていきます。
文章を書くのが意外と大変・・・・

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