パソコンで使用しているマウスの調子が悪くなったので修理してみました。残念ながら、完全には治らなかったのですが・・・。
問題のマウスは、「R.A.T. 5」というCyborg製のゲーミングマウスです。
注意!! 製品の分解・修理は保障の対象外となります!あくまで自己責任で行ってください。
症状としては、左クリックがたまにダブルクリックになってしまうというもの。マウスの故障パターンとしては、よくあるものではないでしょうか。原因として、左クリックのスイッチが劣化してチャタリングを起こしている可能性が高いため、交換してみました。
早速手こずったのは、本体の分解でした。他に分解している方がいないかとWebを探しても見つからず・・・。結局、以下の3か所のネジを外すと、マウス上面のカバーが外せました。3つのうち1つは、マウス左側面の六角ボルトを外してパーツを外さないとアクセスできないので注意です。
赤丸の3つのねじを外す |
上面カバーを外した状態 |
カバーを外したら、左ホイールの基板を外します。
左ホイールの基盤を外した状態 |
メイン基盤を取り外し |
ここで、交換用のスイッチを用意します。マウスのスイッチは、なぜかどのメーカも同形状のものを使用しているようなので、適当なジャンクマウスから追いはぎしました。ここからは、半田ごてと半田吸い取り線が必須です。
ジャンクマウスの基盤 赤丸のスイッチを追いはぎ |
追いはぎしたスイッチ |
スイッチ交換後の基盤 |
スイッチを交換したら、マウスを元通りに戻して完了です。
・・・で、以上の修理によって勝手にダブルクリック現象の確率は下がったのですが、まだ、まれに勝手にダブルクリックが起きてしまっています・・・。チャタリング防止用のコンデンサが劣化しているのでしょうか?状態は良くなったので、しばらく様子見しようと思います。
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追記:2015/12/6
その後、使用しているうちに、勝手にダブルクリックは無くなりました。イマイチしっくりきませんが、治ったので良しとします。(
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