~~ 分解清掃は慎重に。自己責任でお願いいたします ~~
1.分解・掃除道具
分解清掃で使った道具は以下の通り。
- モンキーレンチ,ペンチ ・・・ ノズル先端部の取り外しに使用
- カッター,ハサミ ・・・ カプトンテープのカットに使用
- 麺棒,アクリサンデー(アセトン) ・・・ ABSの除去に使用。
アセトンが入手できなかったのでアクリル用接着剤(アクリサンデー)で代用(最近知ったのですが、アセトンはamazonで購入できます) - 針金 ・・・ ABSの押し出しに使用。直径2mm程度のものと、0.3mmのものがあると便利
- カプトンテープ ・・・ 温度センサの固定に使用
使用した道具 |
2.分解清掃手順
(1)フィラメントを引き抜き、ノズルを覆っている黒いカバーを2つ外します。
(2)ノズル先端部に巻いてあるカプトンテープを外します。このテープは、温度センサを固定するためのものです。写真に赤く小さく写っているのが温度センサ。
(3)温度センサを上のほうに避け、モンキーレンチとペンチを使ってノズル先端を外します。ペンチで黒いプラスチック部を固定し、レンチでノズル先端部を回します。駆動部に負荷をかけないよう、注意が必要です。
(4)温度センサをヒータ部に固定します。アルミのブロックに触れてさえいれば、適当な固定でOKです。
(5)ヒータをONにし、フィラメント挿入口から針金を入れて詰まっているABSを押し出します。(長時間加熱せず、作業は数分で終わらせたほうがよさそうです)
(6)ノズル先端はアセトン、麺棒、細い針金を駆使してキレイにします。
(7)分解時と逆の手順でノズル先端部を取り付け、カプトンテープで温度センサを固定します。
(8)黒いカバーを被せて終了です。
ノズル先端部の清掃に時間がかかりましたが、1時間弱で作業は終わりました。以前と比べると格段の進歩です:D
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追記:
上記清掃後、約20時間の運転で再びノズルがつまってしまいました。分解してみると、ノズル先端部に茶色くなったフィラメントが付着して穴をふさいでいました。原因ははっきりしませんが、ノズル先端部の締め付け不良か、温度センサの取り付け不良が疑われます。組立て時には注意が必要です。
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追記2:
茶色いフィラメントが付着していたことから、ヒータの過熱を疑い、設定を175℃に下げました。また、温度センサをヒータ付近に移動しました。その後、ノズルのつまりは起こらなくなったため、温度の上げすぎが主な要因だったようです。
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