2013/04/01

Raspberry Pi でラジコンサーボを動かす

 Hexapodには大量のサーボが必要です。1脚あたり3個×6本足なので計18個にもなります。Raspberry Piの汎用I/Oだけでは当然足りないので,何らかの方法で拡張する必要があります。当初は適当なマイコンで拡張すればいいや~なんて考えてたのですが,PWM信号を18個も用意するとなると結構めんどうです。18個もタイマがあるマイコンなんて知らないし,ソフトウェアPWMはジッタが心配だし・・・
 何かいい方法はないか・・・と探したところ,Adafruitの16-Channel 12-bit PWM/Servo Driverというものを見つけました。I2Cインタフェースで16個のPWM信号を制御できます。さらに62枚まで同一バスに接続可能!とうわけで,さっそくスイッチサイエンスで購入して使ってみました。

Adafruit 16-Channel 12-bit PWM/Servo Driver
(Raspberry Pi,サーボと接続した様子。サーボはEMAXのES08A)

 ピンヘッダとターミナル端子も付属しているので,はんだづけすればすぐ使えます。また,AdafruitからRaspberry Pi用のライブラリとチュートリアルまで公開されているので,とてつもなく簡単にすんなりとサーボを動かすことができました。下記リンクから見ることができます。製品を買ってきて使うだけなので,もはや電子工作と呼べない気もしますが・・・^^;


 社会人になってから,学生時代よりも自由に使えるお金は増えましたが,サークルや研究室の充実した工作環境からは遠くなってしまいました(自前でそろえてしまう方もいますが)。そんなこんなで,便利な製品を見つけると迷わずポチってしまいがちな今日この頃です・・・。せめてメカとプログラムは,私が作ったんだよ!と主張できるようにやっていきたいと思います。

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