朝が早いと、起きるのが大変ですよね。起きる時に部屋が明るくなったら、目が覚めると思いませんか?
そこで、iPhoneのアラームが鳴ると、部屋の明かりがつく装置(iPhone 4Sのみ対応)を作りました。
iPhoneのDockコネクタからは、ライン出力と3.3 Vの電源を取ることができます。そこで、マイコンでアラームの音を拾い、サーボで電灯のスイッチを押す構成にしました。
使用した小型サーボはこちら↓。GWS ServoのPICO STD(秋月電子で購入)。
Dockコネクタ(千石電商で購入)の必要なピンに配線をします。また、接続した機器をDockステーションに見せかけるため、68 kΩの抵抗も配線します。
回路を仮組して動作確認中。マイコンはAVRのATTINY 13Aを使用。ライン出力をショットキーダイオードで整流したあと、A/D変換して音声の有無を判断します。
サーボを動かすための5 Vの電源には昇圧コンバータPRT-08999(SparkFunで購入)を使用。タカチ電機工業のプラスチックケース SW-30にぴったり。
サーボとiPhoneを接続するためのコネクタを基板に固定。これに、マイコンと昇圧コンバータを乗せていきます。
マイコンの足を広げて...
配線して表面実装のLEDをつけて回路は完成!マイコンの足に立ってるピンは、プログラムやデバッグに使います。
ケースに入れた様子。
サーボを固定する台をMDFで作って...
電灯のスイッチに貼ってはがせるテープ(3Mのコマンドタブ)で固定すれば完成!
iPhoneを繋ぎ、アラームが鳴るとサーボが動いてスイッチを押します。ただ、ライン出力の有無だけでアラームを判断してるので、アラーム以外の音でも動いてしまいます^^; 要改善ですね。
今年の投稿はこれで最後!
それでは、また来年。
追記:iPhoneのアラームに連動して部屋の明かりを点ける装置(追記)