RSコンポーネンツから購入できるようですが,英語もできないしクレカもないので,Farnell日本代理店のレオコムから購入。RSより割高ですが,代引きや銀行振込で支払いでき,注文してから2,3日で届きました。
Raspberry Pi + クリアケースセット |
Raspberry Pi + クリアケースセットを購入。ケースはしっかりとした作りで,ゴム足つきです。
ケースに入れたRaspberry Pi |
Raspberry Piにリモートからログインすれば,本体にはキーボードもディスプレイも繋ぐ必要はありません。ただ,この記事(Mobile Raspberry Pi Computer)を見てからRaspberry PiをミニPCのように使ってみたくなり,キーボードとディスプレイも買いそろえてしまいました。
キーボードは,上記の記事で紹介されてたのと同じものをAmazonで見つけたので購入。Bluetooth接続でキーボードとマウス用のタッチパッドが一体になっています。買ってから気づいたのですが,これ英語キーボードなんですよね…。まあ,日本語を使わなければどうということはない困ったら対策すればいいですよね。
Riitek Rii mini Bluetooth keybord Amazonで3,000円くらい。 |
箱の中身はキーボード本体(USBのBluetoothドングルつき),充電用ケーブル,取説です。なぜかAmazonのページにはあるインストールCDは付属していませんでした。ちなみに,Bluetoothドングルが付属していることに気づかず,別のBluetoothドングル(PLANEX Bluetooth ver2.1+EDR)も買ってしまいました…orz
セット内容 |
ためしに,BluetoothドングルをWindowsPCに挿してみたところ,PLANEXのほうはBluetooth Stack for Windows by Toshibaというソフトを入れることで使えましたが,キーボード付属のほうはエラーが出て使用できませんでした。
この他に,aitendoの7インチ液晶ディスプレイキットを購入しました。こちらのサイト(Raspberry Pi用 7inch液晶モニタの作成)で,Raspberry Piに接続した例が紹介されています。
Raspbianのインストール
役者がそろったところで,セットアップを行います。いくつかのOSを選べるようですが,最も初心者向けのRaspbian “wheezy”を選択。公式HPから最新バージョンの2013-02-09-wheezy-raspbian.zipをダウンロードします。私はWindows環境なので,Win32 Disk Imagerもダウンロードしておきます。このソフトでイメージファイルをSDカードに書き込みます。SDカードは,東芝のClass4 8GByteを使いました。
Raspbianのイメージファイル書き込み後のSDカード |
書き込み後のSDカードのプロパティを見ると,なぜか容量が55.9MByteになっていました。ファイルシステムが違うせいでしょうか…?よくわかりませんが,Raspberry Piに挿して電源を入れるとちゃんと起動しました。最初に表示される初期設定を済ませると,Raspberry Piからは8GByteのディスクとして認識されたので,OKのようです。
画面のサイズを設定する
aitendoのディスプレイの標準解像度は1024x600ですが,Raspberry Piのデフォルト設定では文字がつぶれてしまい読みにくいです。なので,/boot/config.txtに下記を加えて画面サイズを固定しました。タテが600だとヨコが800しか選べないのが難点(以下の写真は800x600にする前のものです)。
#aitendo 7inch disp : 800x600 60Hz hdmi_group=2 hdmi_mode=9 hdmi_ignore_edid=0xa5000080
なお,SDカードをWindowsPCで読み込むとなぜかルートディレクトリにconfig.txtがあり,WindowsPCでも開いて編集することができます。改行コードが異なるので注意が必要ですが,設定を間違えて画面が表示されなくなった場合でもお手軽に修正できて便利です。
指定できる画面サイズの一覧は下記サイトで確認できます。
Bluetoothを使えるようにする
Bluetoothキーボードを使うために,USBドングルを認識させます(認識できるまでは,別の普通のUSBキーボードを使いました)。Bluetoothの設定は下記サイトを参考にさせていただきました。
一度ペアリングを行えばOS起動時に自動接続してくれるので,ログインしていなくてもBluetoothキーボードを使えます。起動直後は接続に数十秒かかることもありますが,一度接続すると使用はスムーズです。また,Xウィンドウを起動するとタッチパッドも使用できました。
ディスプレイとキーボードをつないだ様子 |
USBドングルを2つも買ってしまったので,両方とも試してみた結果,PLANEXのもの,キーボード付属のものどちらも使うことができました。ただ,Raspberry Piの電源を入れてからPLANEXのドングルを挿すと,OSがリブートしてしまいました。Raspberry Piの電源にはiPhoneの充電器を使っていますが,もしかすると電流不足かもしれません。キーボード付属のドングルは抜き差ししても問題なかったため,現在はこちらを使っています。
ディスプレイキットをまとめる
MDF板にディスプレイキットの基板と液晶をくっつけてまとめました。プラスチックのスペーサで液晶を浮かせて,スキマに基板を固定。
基板をMDF板に固定 |
机の上もすっきり |
ひとまず,Raspberry PiをミニPCとして使う準備はできました。次は画像処理のための準備をしていきます。
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