2013/03/30

Raspberry Pi でOpenCVのサンプルを動かす(カメラと顔認識)

 前回でRaspberryPiへのOpenCVのインストールができたわけですが,Pythonのサンプルプログラムの動作にちょっと手こずったので紹介します。
 OpenCVのソースをダウンロードすると,samplesフォルダ以下に各言語のサンプルが入ってるのですが,今回試したのは『camera.py』(Webカメラの画像表示)と『facedetect.py』(Webカメラによる顔認識)です。

pythonの顔認識サンプルプログラム

2013/03/18

Raspberry Pi にOpenCV をインストール

 OpenCVを使うと,難しい画像処理も簡単なコードで実現できるみたいです。というわけで,Raspberry Piにインストールしてみました。やり方がなかなかわからず,あーでもないこーでもないとしているうちになんとかできたので,手順をメモしておきます。


2013/03/17

Raspberry Pi にWebカメラをつないでみる

 Raspberry PiにWebカメラ(USBカメラ)をつないで動作確認してみました。RaspbianではUVC規格のカメラに対応しています。今回は下記の2つのカメラを試しました。

Logicool C270(120万画素,マイク内臓)
メーカ・型番不明メーカ不明 CW177G(30万画素)

2013/03/04

Raspberry Pi で Hexapod 計画

 Raspberry Piの使い道を考えていたとき,ふと昔見たロボットの動画を思い出しました。6本足のロボット(Hexapod)にカメラがついていて,人の顔を認識するというものです。

interactive hexapod robot [ kinetic art ] by Matt Denton

 どうやら移動はしないようですが,なめらかに人の顔を追いかける動作や,一見無意味にみえる足の動きが,生きているかのような親近感を持たせてくれます。こういう,何かの役にたつわけではないけど見ていて面白いもの って私は好きです(こんな言い方だとアートな方々に怒られるかもですが^^;)。

 まあそんなわけで,このロボットのパクリリスペクトからくるオマージュな作品に挑戦してみようと思います。

 まずは徹底したベンチマークから…。ロボットの紹介ページ(iC HEXAPOD)によると,ロボットにはPIC(59MHz,16bit)と小型PC(Pentium-M 1.73GHz,512MByte RAM,40GByte HDD,OS:WindowsXP)が搭載されています。PICはサーボを動かして胴体とカメラの位置制御,小型PCはCCDカメラでの顔認識をそれぞれ担当し,両者はシリアル通信でつながっています。
 PICはともかく,メインのPCが結構いいスペックですね(昨年まで現役だったノートPCと同じくらい…)。Raspberry Piは700MHzのARMコアなので,クロックだけでも2.5倍です。同じ動作を求めるのは難しそうですが,取り込む画像のレートやサイズを小さくすれば,近いものはできる予感がします。

 Raspberry Piを使った顔認識からやってみようと思います。

2013/03/03

Raspberry Pi のセットアップとBluetoothとディスプレイ

 最近話題の格安ボードPC,Raspberry Piを買ってみました。普通のマイコンでは難しい,画像処理なんかができれば面白そうです。
 RSコンポーネンツから購入できるようですが,英語もできないしクレカもないので,Farnell日本代理店のレオコムから購入。RSより割高ですが,代引きや銀行振込で支払いでき,注文してから2,3日で届きました。

Raspberry Pi + クリアケースセット